最近、第四次産業革命の進展に対応することなどを目的とした、知的財産権法(特許法、実用新案法、意匠法、商標法、不正競争防止法及び著作権法)の改正が続いております。2018年は、これまでに以下の3つの改正法が公布され、随時施行に移されています。
・改正法①:「著作権法の一部を改正する法律」(2018年5月25日公布)
・改正法②:「不正競争防止法等の一部を改正する法律」(2018年5月30日公布)
・改正法③:「環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う関係法律の整備に関する法律の一部を改正する法律」(2018年7月6日公布)
本稿では、これら諸改正を法域別にまとめ、重要な改正項目について簡単に説明します。